【新唐人2016年 1 月 26日付ニュース】
先日、香港大学の学生が1週間、授業をボイコットし、梁振英による李国章(り こくしょう )の校監任命に抗議しました。ベテラン時事評論家の練乙錚(れん おつしょう)氏は、香港大学の一連の騒動について、中国当局による大学大陸化の動きではないかと話しています。
ベテラン時事評論家の練乙錚氏は、香港大学トップ任命事件を含み、全ての香港の大学を大陸がコントロールできるように変えようとしていると指摘します。
ベテラン評論家 練乙錚氏
「学校だけではなく、政治体制全体がこの様な動きです。民主選挙は選挙委員会がおこないます。全ては香港の体制を2047年に向け、大陸と統合するという目的の為です。我々が今日語る学問の自由には実際はその中に非常に重い、政治成分を含んでいます」
元政務局局長の陳方安生(ちんほう あんせい)氏は、香港大学生の授業ボイコットの目的である学校の学術の保護及び大学管理組織の検討に理解を示し、梁振英は一国両制度を守っていないと批判しています。
元政務局局長の陳方安生氏
「今 香港大学への政治干渉を目の当たりにし、香港市民が香港の全大学の大陸化を危惧する事は避けがたいのではないか?」
新たに香港大学の校務委員会主席となった李国章が、26日、初めての校務委員会を主催し、学生が会場を包囲しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/01/25/a1249001.html (中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/藤坂 映像編集/李)